医療脱毛？エステ脱毛？？徹底比較であなたにぴったりの脱毛方法教えます

女性の皆さん、ムダ毛の処理してますか？
処理している方、どんな方法で処理しているでしょうか。

剃刀を使っての剃毛や脱毛クリームや脱色クリームを利用しての化学的な処理など、たくさんの方法がありますが最近では医療機関やサロンでの脱毛をする人が増えてきました。
いわゆる『永久脱毛』といわれるものですが、高額であることや化粧品や脱毛以外のコースの勧誘が気になってあと一歩が踏み出せないという人も多いはずです。

永久脱毛とはどんなもの？

そもそも、永久脱毛とはどんなものでしょうか。
永久脱毛とはその名の通り「もう毛が生えてこない」状態のことです。
とはいえ、一度施術すれば施術箇所が完全無毛というわけではなく何回か施術を繰り返すことで、初めて完全無毛になります。
また、永久脱毛と名乗っていいのは医療機関での施術の場合のみです。
エステなど、医療機関以外での施術は厳密には『永久脱毛』とは呼べず、いつまた毛が生えてきてもおかしくない状況ということです。

現在主流の脱毛方法

少し前までは電子針を毛穴一本一本に刺して脱毛を行うニードル脱毛が主流でしたが、今日ではより痛みの少ないレーザー脱毛・フラッシュ脱毛が主流です。
二つの詳しい違いは後述しますが、今回の記事では医療機関での脱毛＝レーザー脱毛、エステサロンなどでの脱毛＝フラッシュ脱毛と統一させていただきます。

レーザー脱毛とフラッシュ脱毛の違いとは？

	レーザー	フラッシュ
施術者の資格	医療資格	必要ない
肌トラブル	即時対応	サロンでは対応できない
効果	高い	医療と比べると低い
出力	60ジュール	20ジュール
トラブル	起こりやすい	起こりにくい

出力の違い

まず、レーザー脱毛とフラッシュ脱毛の一番大きな違いは出力の大きさです。
レーザー脱毛が最大60ジュールまで出力を上げていいのに対して、フラッシュ脱毛では20ジュール以下と定められています。
このことから、レーザー脱毛のほうがより効果が出やすく、トラブルを起こす可能性も高いです。

施術者の違い

また、施術者の資格にも違いがあります。
レーザー脱毛は医療従事者（医者など）の施術が必須ですが、フラッシュ脱毛であればそんな資格は必要ありません。
もちろん、エステサロン各社が用意した研修などをきちんと終えたエステティシャンが施術してくれるのですが、おおかたのエステティシャンは医者以上に皮膚に詳しい人ではないと思います。

先ほど、トラブルを起こしやすいのはレーザー脱毛と書きましたが、フラッシュ脱毛ではトラブルが起こらないというわけではありません。
もし万が一、トラブルが起こってしまった場合に医療機関で脱毛していたのであれば即時トラブル対応を行ってくれ、薬などの塗布も行ってくれます。
しかし、エステでの脱毛では医療行為は一切できないので別の医療機関に診察してもらう必要があるのです。

ただ、フラッシュ脱毛では体調等が万全であればほとんどトラブルは起こりません。
トラブルを起こすほど出力が高くないからです。

施術時間で比較する

	レーザー脱毛	フラッシュ脱毛
通う回数	5回程度	20回程度
施術時間	3時間くらい	1時間くらい
総施術時間	15時間くらい	20時間くらい

一回の施術時間で比較する

レーザー脱毛のほうが出力が高いので、脱毛の効果は早く現れます。
普通くらいの毛量であれば3か月に一度の通院で1年半、5回程度の施術をすればほとんど無毛状態になります。
ただし、一度の脱毛にかかる時間はかなり長く、全身脱毛を考えているのであれば前後の問診なども併せて3時間くらいは必要です。

これに対してフラッシュ脱毛では20回程度の施術が必要となります。
施術時間はサロンが使用している機械によって様々ですが、全身が最短で45分というようなところもあるようですから、前後の問診などを考えても1時間程度で施術を終えることができますね。

トータルの時間で比較する

時間だけで考えてみると、レーザー脱毛のほうが早く脱毛が完了します。

ただ、まとまった時間を用意するというのはなかなか難しいものです。
脱毛を行うには毛周期に合わせて脱毛に通う必要もありますから、3か月に1度、3時間というまとまった時間を作ることができるかどうかでも判断したほうがいいでしょう。

痛みで比較する

とにかくめちゃくちゃ痛かったニードル脱毛

冒頭でも紹介したかつての脱毛方法、ニードル脱毛はものすごい痛みを伴いました。
針を皮膚に刺すのですからそれもう激しい痛みだったそうです。
施術者の腕によっても痛みがだいぶ違うということで、人気サロンには人が殺到し、施術者はどんどん腕がよくなる。
反対に「痛い！」と口コミされてしまった店は人が訪れなくなり、施術者の腕はどんどん落ちていくという悪循環が起こっていました。

痛みを感じやすいところとは？

現在主流のレーザー脱毛もフラッシュ脱毛も、根本的には機械を肌に押し当てるだけという簡単なものなので、施術者によって痛みが変わるということはありません。
痛みも針で突くほどの痛みはなく、「輪ゴムではじかれるような痛み」です。
もちろん、毛の濃い場所や肌が敏感な人は痛みを感じやすく、これ以上の痛みを感じることもあります。

レーザー脱毛のほうが痛い

また、フラッシュ脱毛と比べるとレーザー脱毛は出力が高いので痛みを感じやすいです。
自分の毛が比較的濃く、痛みに弱いというのであればフラッシュ脱毛のほうがいいでしょう。
もちろん、レーザー脱毛でも出力を下げてもらうことができますから、その時々の施術者と相談して出力を調整することもできます。

金額で比較する

安さで選ぶならサロン

金額で比較したら、低価格なのは断然サロンです。
全身でも20万程度、部分脱毛の両脇などは100円で脱毛完了まで！というようなキャンペーンも大体いつも行われています。

対して医療脱毛の全身脱毛は50万程度が多いようです。
倍以上違いますから、とりあえずサロンで体験してみて自分には合わなそうだったら医療脱毛へ、という人も多いようです。

施術部位で比較する

全身脱毛を行うのであれば、これまで比較してきた内容から自分に合ったものを探してもらえばいいのですが、部分脱毛となると話はちょっと変わってきます。

顔脱毛ならレーザー脱毛

顔の脱毛を考えている人は、レーザー脱毛を選ぶべきです。
顔の毛は細くて薄いものが多いので、フラッシュ脱毛では何度施術してもらっても効果が全くでないという場合もあります。
これはフラッシュ脱毛の出力が弱いことが原因です。
ですから、より細くて薄い顔のような産毛をなくすのであればレーザー脱毛にしましょう。

VIOの人気はフラッシュ脱毛

VIOの施術を考えている人は、フラッシュ脱毛が人気です。
濃い毛が多く、デリケートな場所であるVIOは特に痛みを感じやすいところです。
レーザー脱毛の出力では痛すぎて耐えられないという声も多いです。
結局出力を下げるのであれば、比較的安価なエステサロンでの脱毛でも問題ないでしょう。

『永久脱毛』にこだわる

最後に、絶対に永久脱毛、無毛にこだわるというのであればレーザー脱毛を選ぶしかありません。
フラッシュ脱毛ではどんなに施術を繰り返しても、薄い毛や細い毛は必ず残ってしまうからです。
ただ、もともと毛は必要だから生えているもの。
発汗や体温調節にも役立っていますから、何でもかんでもとにかく無毛にするのが一概にいいとは言えません。
周りからわからない程度の脱毛であればフラッシュ脱毛でも充分ですから、どちらがいいかよく考えて選択したほうがいいですね。